低学年のお子さんを持つみなさん、家庭での勉強について悩んでいませんか?
学校で習ったことをちゃんと覚えるには、家での勉強も大切です。
でも、
子どもが集中できない…
勉強が続かない…
といった悩みを持っている方は多いですよね。
そんな悩みも、家庭学習のコツを知ることで解決できるんです。
この記事では、家での勉強を楽しく、しっかり続けられる5つのポイントを紹介します。
たくさんの子どもたちをサポートしてきた経験をもとに、すぐに使えるアイデアをお伝えします。
例えば、勉強の時間をどう計画するか、楽しく習慣化するコツ、やる気を引き出す方法など、どれも簡単にできるものばかりです。
この記事を読むと、お子さんが自分から勉強に取り組むようになり、自信を持って学習を続けられるようになりますよ。
教育大学卒業後、小学生向けの塾で講師の経験もある私が、
長年の指導経験をもとにお伝えします!
ポイント1 家庭学習の重要性を理解しよう
学校で勉強してるし、宿題もあるのに…
家庭学習って必要なの?
家庭学習って、なんで重要なの?
家庭学習は、学校で学んだことを確実に定着させるために欠かせません。
家庭での学習を通じて、子どもは自分の苦手な箇所をピンポイントで復習できます。
また、自力で学習する力や時間を効率よく使う力も身につきます。
まだ時間がある低学年のうちに、家庭学習を通じてこれらのスキルを身につけていきましょう。
家庭学習で学校の成績は上がる?
家庭学習を効果的に行うことで、学校の成績が上がることが多いです。
家庭学習では、学校の授業だけではわからない部分を補うことができます。
苦手なところはそれぞれ違うので、自分の弱いところを集中して勉強できます。
こうすることで、成績がぐんと上がることもあります。
特に、自分の弱いところをよく知って、それに合った勉強をするのが大切です。
ポイント2 最初に学習計画を立てよう
重要性はわかったけれど…
スムーズに学習を進めていくためには
何から始めれば良いの?
学習時間は短く区切ろう
家庭学習の計画は、子どものペースに合わせて無理なく進めることが大切です。
まず、学習時間を短く区切り、集中できる範囲で進めましょう。
小学校低学年の子どもは長い時間集中するのが難しい傾向にあります。
したがって、10分から15分くらいの短い時間で勉強し、休憩を入れるといいでしょう。
具体的な目標を立てよう
次に、具体的な目標を設定することが効果的です。
「今日は漢字を3つ覚える」など、小さな達成感を得られると、子どももやる気が出ます。
計画は柔軟に調整し、無理せず続けていきましょう。
ポイント3 学習習慣を自然に身につけるコツは、習慣化!
学習計画を立てた後は、
どう進めていけば良いの?
毎日決まった時間に少しずつ取り組もう
学習習慣を身につけるためには、まず毎日少しずつでも勉強の時間を確保することが大切です。
時間帯は子どもが落ち着いて取り組めるタイミングがベストです。
朝食後や夕食後など、決まった時間に勉強を取り入れることで、自然と習慣化しやすくなります。
また、勉強の内容は無理なく楽しめるものから始めると良いでしょう。
親子で一緒に楽しもう
もう一つ大切なのは、親子で一緒に取り組む姿勢です。
子どもが頑張っている姿を見守り、褒めることで、自信がつきます。
また、保護者自身も一緒に読書や勉強をすることで、勉強が「特別なこと」ではなく、日常の一部だと感じられるようになります。
楽しさを見つける手伝いをしながら、続けていきましょう。
ポイント4 モチベーションを高める方法
やる気が無い日もあるし、
勉強って続けるのが難しいのよね…
小さな達成感を大切にしよう
子どものモチベーションを維持するためには、小さな目標を設定し、達成した際に褒めることが効果的です。
例えば、毎日勉強できたらシールやスタンプを使って、目に見える形で達成感を感じさせる工夫をしましょう。
こうした小さな成功体験が、子どものやる気を高め、モチベーションの維持につながります。
子どもの興味を引き出そう
さらに、勉強の内容に興味を持たせるためには、子どもの好きなキャラクターや動物などに関連づける工夫が効果的です。
例えば、動物が好きな子どもには、国語の読解問題に動物が登場する話を選んだり、算数では好きなキャラクターを使った計算問題を作ってみましょう。
また、学んだことが実際に役立つことを感じさせることもポイントです。
例えば、算数で学んだ足し算を使ってスーパーで「これとこれを買うと、いくらになる?」と計算させてみたり、時計の読み方を学んだ後に「今、何時?」と日常会話で使うことで、学習内容が実生活に結びつきます。
こうした体験ががあると、子どもは「勉強って役に立つんだ!」と感じ、やる気が自然に高まります。
ポイント5 最適な教材を選ぶポイント
どんな教材を選べば良いの?
市販の教材、通信教材、色々あるけど…
市販教材 vs 通信教材
家庭学習を成功させるためには、子どもに合った教材選びが重要です。
市販教材と通信教材のそれぞれにメリットがあります。
市販教材は手軽に使える一方で、親のサポートが必要です。
通信教材は体系的なカリキュラムに基づいて学習を進められますが、費用がかかることもあります。
子どもの学習スタイルや家庭の状況に合わせて、最適な教材を選びましょう。
おすすめの市販教材
教育大学卒、小学生向けの塾で講師の経験もある著者が、実際に小学2年生の子どもに取り組ませているのが、以下の2シリーズ。
「ぐーんと」シリーズで基礎固めをして、「ハイレベ」シリーズで応用問題についても取り組んでいます。
まとめ
低学年の子どもに家庭学習を定着させるには、習慣化が最大のポイントです。
子どものモチベーションを高めつつ、毎日コツコツ取り組みましょう。
特に低学年のうちは、短時間で集中する学習スタイルが効果的です。
学習計画を立てて、10〜15分の勉強と5分の休憩を繰り返すサイクルを導入すると、子どもの集中力を保ちながら学習が進みます。
さらに、毎日同じ時間に勉強することで、自然と学習習慣が身につきます。
そして効果的な家庭学習のために最も重要なのが、子どもに合った教材選びです。
色々な教材を試してみたり、資料請求をしてみましょう。
きっと、自分に合った教材がみつかるはずです。
市販教材や通信教材を上手に活用して、楽しく勉強をすすめていきましょう!